ご挨拶
春の訪れ(啓蟄・木の芽時)
幼い頃 『春よ 来い』と
祖母と家の廊下から蝋梅の花を見ていたのを思い出します。
祖母は、三月お彼岸すぎるとよもぎの新芽をとりお餅にしていました。
中医学では経絡を温める作用があると言われています
薬膳を勉強することでよもぎの新芽が体に良いことを学びました。
春、5月の日光をたくさん浴びたよもぎの葉をお茶にすると大変香りがよく美味しい薬茶になります。
戦前の日本には生活の中で薬膳が息づいていました。
庭の中に棗、石榴、びわ、竹、桃 山芋等、日常ある家があり、自分自身で四季に応じて食材を考えていたのです。
春の体調 気をつけましょう
睡眠、自律神経を
一服のお茶で体を休めましょう
木の芽時、私の友達二人が調子を崩しています。
めまいがして倒れたというのです。二人ともよく働く素晴らしい人達です。
コロナ禍の三年間、商売をやりながら頑張っていました。
この春こそはと いろいろ忙しかったのだと思います。
私は更年期の頃、メニエールで倒れたことがあり一週間動けませんでした。
何が悪かったのか? どうしたら良いのか? 思い悩んだ自分は
西川先生の薬膳講座に通うようになりました。私の体調も少しずつよくなり
ある日先生に質問をしました。
私の状態だと漢方剤は何が良いのでしょう?
先生曰く
『自分の状態・体質だと何が良いのか勉強して考えなさい!』
と一喝されました。
学ぶうちにいろいろなことがわかり点と点がつながるようになりました。
コロナ禍 ある友達から岡崎で教えて欲しいとの要望があり教室を始めました。
人それぞれの悩みがあり、それをなんとか克服していこうという皆様の意欲が本当に嬉しい日々です。
人間は100年生きることができるといろいろな科学者が予言しています。
皆様と共に勉強できることを楽しみにしております。
佐藤清子








前
次